通塾中の保護者さんからの相談事(成績や指導の事ではなく・・・)

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保護者さんからの相談

生徒さん、保護者さん、教室長、三者が信頼関係を結び、タッグを組んで生徒さんの未来を切り開いてゆくのが塾の仕事であるはずなのですが、執拗な営業で生徒さんや保護者さんを困らせる塾があり、対処の相談を持ち掛けられる事があります。

例)宮町教室に通い1年以上が過ぎたある保護者さんの話。
娘さんが宮町教室に通う前、大手塾探しサイトで資料請求した塾から未だしつこく電話が来て困っている。。正直「怖い」との話から始まりました。電話のペースは一週間で5回以上、0120から始まるコールセンターの着信拒否をしたら、今度は教室と思われる固定電話から直接着信。その番号も着信拒否にすると今度は携帯電話からかけてくるといった始末で、いくら断っても、既に塾に通っていると言っても執拗に電話をしてくるとの事です。最初は何度か電話に出た様で、内容は、今〇〇塾に塾替えするとキャンペーンで2か月間学費が無料になるとの話でした。本人もやる気を出して勉強しているところで興味が無いと言ってもしつこく食い下がられたそうです。

※ネガティブな話題を扱う事に少々抵抗があったのですが、定期的にこの手の相談があり、困っている人は相当数いると思われますのでこのブログを読んでくれた方の問題が解消すれば良いと思い書いています。

どう対処するべきか

断るにせよ、執拗にかかってくる電話に出るのは嫌ですよね。
精神的に軽く、かつ、一番確実な方法をお伝えします。
この様な事をする塾は大概が大きな組織です。
塾の運営本部の電話番号を検索し、直接クレームの電話を入れるが一番良いです。本部は営業担当ではありませんから更なる営業を掛けられることもありません!
念のため、「録音しています」「これ以上かけてきたら警察に連絡を入れます」これだけでピタッと電話がやむはずです。
怖さから電話すらできなくなっている保護者さんの代わりに私が電話を入れたことがありますが一発で止まりました。

執拗な営業のコストはすべて生徒さんの学費から出ています

残念ながらこのような執拗な営業をする塾は少なからずあり、総じて高額です。執拗な営業の人件費や〇〇ヶ月無料!などと言う無茶なキャンペーンのコストは生徒さんの学費から出る訳ですから当然です。
見かけの月謝は安くても高額な教材を買わされたり、夏期講習、冬期講習の料金が物凄い設定であったりすることがほとんどです。塾への価値観は色々とあるのでしょうが、子供たちの成長と成功を願い、真剣に取り組む塾業界全体のイメージダウンになる行為は早くなくなってほしいですし、適切な学費で良い塾と出会える生徒さんが増えることを切に願います。

良い塾と出会うために

① 資料請求する前に塾の評判を調べる。(ネット記事はアフィリエイトだらけですので、教室のブログやツイッターの方が塾の姿勢がよくわかります。)

② 気になる塾や予備校がある場合、名前や住所、電話番号を明かさずに飛び込みで話を聞いてみる。(真っ当な塾であれば必ず対応してくれます

③ 大手塾探しサイトでの資料請求数は最小限にとどめる。

④ しつこい勧誘が来たら本部にクレームの電話を入れる。

塾は学校と家庭以外のサードプレイスともなりえる大切な場所、生徒さんには良い塾や予備校と出会い成長してほしいと思います。


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