自発的に自宅学習しない子どもには、どの様に接すれば良いか。

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約8割の保護者さんは子どもの自宅学習にストレスを感じています

子どもの家庭学習について約8割もの保護者さんはストレスを感じているとの調査結果がでました。

出典 株式会社セルパワー

保護者さんとの面談で「自発的に勉強をしてくれない」「やるきがない」「勉強時間が短い」この3項目は多くの保護者さんから圧倒的に多くご相談いただく内容であり、塾は生徒さんの学力を伸ばすと同時に保護者さんのご不安を取り払ってさしあげるのですが、ノウハウを蓄積してきた宮町教室でもそう簡単な事ではありません。いや、簡単でないと言うよりはある程度時間の時間を要するタスクと言ったほうが正しいでしょうか。

当然ながら子どもは親よりも人生経験が少なく、「なぜ勉強をしてこなったのだろう」、「もう少しやっておけばよかったと」いう後悔の経験が無い訳ですから、「後で後悔してほくない」等の言葉は届きません。

既に将来の目標が定まり、夢に向かって自発的に勉強している生徒はよいですが、私から見ますと、ただ、親の言うことを聞いて(逆らわないだけ)で黙々と勉強をする生徒さんの方が心配になります。よく「人生を選択肢を広げるため」と説明する保護者さんがおりますが、これもなかなか子どもはには届きませんし逆効果であることが多いです。

では、どうすれば自発的に勉強するようになるか

長期の目標が定まっていない子どもの場合はまず、短期の目標、目の前の目標を与え、クリアしたらほめて少量のご褒美を与えるのが基本です。

入試の話も長期の部類に入るでしょう。まずは一日の課題、一週間の課題クリアを見逃さず、課題をクリアしたらご褒美をあげるのが有効です。「勉強は自分の為にやる事であり、ご褒美をあげるなど持ってのほか!」との意見を聞く事もありますが、一世代前の考え方であり、現在は通用しないと考えてください。

ご褒美をのあげ方には原則があり ①素早く ②少量 ③回数多く を守る事です。飴玉一つ、シール一つでも良いのです。

ここで最悪な例を挙げておきますと「定期テストで〇〇点を取ったらゲーム機やソフトを買ってあげる。」等です。当然ゲームと言う報酬を受け取った後はゲーム漬けになり学習量は減る事でしょう。目的と相反するご褒美はいけません。

因みに宮町教室ではこの様な生徒さんに対し、授業中に出来た事、取り組んだ事を間髪入れず、正しく褒め、アドバイスをし、次の目標を与えます。それこそ10分から15分に一度の頻度で行います。宿題をきちんとこなしてきても正しく褒めます。自習に来ても正しく褒めます。(ただし褒め殺しはダメ!)そして、出来ないときは生徒さんと同じ目線で出来る方法を一緒に考える。この繰り返しによる小さな成功体験の積み上げこそがやる気の不足や自発性の不足を解消し、良い流れを作る一番の方法なのです。


子どもの「自発的に勉強をしてくれない」「やるきがない」「勉強時間が短い」等でストレスを感じている保護者さんは是非ご相談ください。


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