新みやぎ模試(みや模試)正しい読み解き方と活用方法

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合否判定とコメント欄ばかりに注目するのは危険!

新みやぎ模試(みや模試)も3回が終了し、1回めから受験している生徒さんは少し慣れてきた頃でしょう。

模試が終わると数週間で「個人成績表」と「領域別・達成状況分析表」が届き、そこ真っ先に見るのが志望校の合否判定だと思われます。非常に気になる欄なので見ることは良いですが、ここだけ見て終了してしまうと模試を受けた意味のほとんどを捨てているのと同じことですからしっかりと読み解き方を学びましょう。また、今年はコロナ禍における休校や短縮等の影響でしょうか、例年より平均点が5教科で20点~30点も下っています。ここ10年で最も低い水準で推移しており、現時点での合否判定を鵜呑みにする事は極めて危険です!

みや模試で結果が来たら必ず行うべきこと

自己採点と戻ってきた結果が一致しているか確認し、自己採点と異なった場合は何が原因か追求すること。

 一般的には自己採点より戻ってきた点数の方が低く出ます。採点者がどの様な点でバツをつけるのか、文章問題などであればどの様な表現をすれ得点となるかを知ることはとても大切です。どの教科でも表現による失点は付き物です。受験本番までに点数になる表現方法を身に着けましょう。※この様な理由から、コベッツでは全ての解答用紙のコピーを生徒に渡し、必ず自己採点させます。塾選びの際にはこれを徹底しているか必ず聞いて入塾しましょう

見るべきは領域別・達成状況分析表

みや模試の結果が戻ってきて、一番見るべき箇所はこの「領域別・達成状況分析表」であり、自分の強みと弱みがしっかりと表れています。

この生徒さんの場合、国語の偏差値が60あるにも関わらず、75%の受験者が正答している問を取りこぼしています。これがどんな問題であるか、なぜ正答出来なかったを見つけ出す事が学習そのものです。また、理科では難問が解けているのに81%の人が答えられている生物の基本問題を落としています。この場合は他にも生物分野で抜けがある可能性が考えられます。このように正答出来なかった理由を全て洗い出し、ケアレスミスなのか、知識が不足しているのか、演習量が足りないのか等の理由を切り分け、どのように勉強をしてゆくのかを考えて点数を伸ばしてゆくのが模試の使い方です。※コベッツでは切り分けた理由により正しい学習方法を指導します。これこそが個別の強みです!

※一般会場で受験し、ご自分での分析が難しい方は持ち込みの分析も行います。お気軽にご連絡下さい。

模試にも色々ありますが・・・

高校受験の模試に関して塾独自のものから全国模試まで数々のものがありますが、宮城県内では圧倒的に新みやぎ模試の精度が高く、受験する価値があります。仙台市内においての受験率は77%にも及び、私立専願や一部の塾独自の模試のみを受ける人以外ほとんどの中3生が受ける言っても過言では無いでしょう。模試に関しては色々な噂が飛び交いますが、模試の精度については分母がものをいいますので無料模試や塾独自模試を受けられる生徒さんでも必ず「みや模試」は受けてほしいと思います。


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