国語・文章題の学習方法について

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国語の家庭学習の難しさ

入試もひと段落したのでしばらくお休みしてたブログも再開したいと思います。

今年も千葉大、山形大を始めとして地方国立大学への合格者を出し、高校入試においても公立高校志望者は全員志望校へ、私立専願においては特待生も出すことが出来できました。合格者についてはHPへ記載しておりますのでそちらをご覧ください。

さて、本題、国語の家庭学習の難しさは同じテキストをくりかえし使う学習がしにくい事でしょう。

文法や漢字の読み書きであれば繰り返し学習の意味は大きいのですが、文章題は一度解いてしまえば問題と答えを暗記してしまう事が多く、もう一度解く事に意味の無いことが多いです。

では、どの様に学習すればテストで点数が取れる様になるのでしょうか?

国語の文章題では”答えの解説”が重要

中学の定期テストは基本的に学校の教科書から出題されることが多いのでテスト対策問題集等で対策が可能ですが、実力テストや模試、入試本番では全くの初見の文章と対峙することになります。
しかし、文章題にはある程度の出題パターンがあり、例えば「〇〇が意味するものを本文中の言葉を用いて〇〇文字以内で書きなさい」「なぜ〇〇は△△の行動をとったのか、下部4つの中から一つ選びなさい」等と文章は変われど回答方法においてほぼパターンは決まっています。国語の学習、文章問題の攻略においてはパターンの応用を効かせることが出来る様になりましょう。その学習方法はズバリ、ワークでを解き終わった後、答えについている解説文を徹底的に読み込んで、なぜこの答えが正解なのか、どの選択肢が引っかけだったか、どう書けば正解になるのかを理解することです。これを繰り返すことにより、初見の文章を読んでも問題作成者の意図やパターンを見抜けるようになります。

宮町教室での学習においても文章題の説明には多くの時間を割り当てます。ここをおろそかにしたら国語の成績は絶対に伸びません!

例 問7 ※本文省略
問7の解説 ※本文省略

このテキストの様に、解説文がしっかりした教材を選ぶことも文章題攻略においては大切です。

この力は大人になり、広告物や契約書など重要な情報を読み解く上でとても大切な力になりますので基本的な力は中学生のうちに身に付けたいものです。


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